この記事に興味をもっていただいた皆さん、志望の進学先は決まりましたか。
「ここに行きたい!」とすでに具体的な目標がある方も「これから留学する国を決めたい!」という方も、IELTSやTOEFLのスコア取得は最初に対策すべき一大タスクです。
この記事は、TOEFL対策について、特に池袋エリアの英語スクール情報も絡めながらまとめてあります。
皆さんの具体的なアクションを起こす一助になればと思います。
TOEFL受験のメリット
国内外の大学・大学院を目指す際、IELTSやTOEFLのスコア条件が課されていることがあります。
具体的にどちらかの試験を指定されている場合を除いては、自分のタイプに合った試験を選ぶことは非常に重要です。
今回は、TOEFL受験のメリットをIELTSと比較しながらお伝えします。
まずは「試験形式」の視点から考えてみましょう。
TOEFL iBTもIELTSも、どちらも高い発信力を必要とする試験に変わりはありません。
ただ、TOEFL iBTのほうが「対策の行い易さ」は高いとは思います。
理由の1つは、「形式がある程度決まっているから」です。
例えば、TOEFL iBTではライティングセクションで「Academic Discussion」というタスクがあります。これは、学生と教授の議論を自分の考えを踏まえてまとめるというものです。
「自分の考えを踏まえてまとめる」と聞くと、とてもハードルが高く感じてしまうかもしれません。
しかし、実際は「賛成する学生の意見に付け足し」をするイメージで、全く新たなアイデアを要求されているわけではありません。出題されやすいトピックも決まっており、ライティングのテンプレートも1つもしくは2つ作っておけば、短期間でコツを掴むことも可能です。
IELTSの場合は、グラフや表などを客観的に描写するタスクがありますが、どのタイプのデータが出題されるかは複数可能性があるため、対策の難しさがあります。各項目を比較する際もバリエーションをもって表現しなければハイスコアにはつながらないため、苦戦する学習者は多くいます。
さらにスピーキングセクションから考えてみても、TOEFL iBTのほうが、特に初級者に近い方にはおすすめです。
IELTSの場合、スピーキングセクションはコンピューターベースであっても面接官と対面で行います。
人間が相手をするため、どうしても受験者は「話しやすそう」「話しにくい」といった印象をもつこともあり、その後の試験の出来が影響されてしまうケースもあるようです。
一方、TOEFL iBTのスピーキングセクションは「音声吹き込み形式」です。
もちろん、読んだり聴いたりした内容をまとめて話す能力も要求されるので、しっかりとした対策は必要です。
しかし、実力さえ付けておけば、緊張しやすい方であっても成果が出しやすい試験形式ですので、ぜひ検討してみてください。
池袋エリアのおすすめTOEFL対策スクール
ブラスト英語学院

ブラスト英語学院は、小学生からシニア世代まで受講する人気の英語資格対策スクールです。
ブラスト英語学院の1番の特徴は、「講師の質の高さ」です。
学院長は英検奨励賞を受賞しており、他の講師も全員が英検1級相当の英語力を保持しています。

池袋校担当の講師も、英検1級を保有しているベテランの女性講師です。
きめ細かい指導で定評のある講師で、「TOEFLを受験するのが初めて」の学習者であっても安心して受講を進めていけるでしょう。
さらに「客観的に自分の進捗を確認したい」「同じ目標を持つ人と一緒に学びたい」という方には、グループレッスンもおすすめです。
グループレッスンは学院長が指導を行っているため、短期で結果に直結するテクニックをぜひ直接学んでみましょう。
ブラスト英語学院でTOEFL対策を受講すると、「英作文添削放題」のサービスを受けることができます。
こちらは、入会金と授業料の他にオプション料金を払う必要なく、無制限にライティングの添削を頼むことができるというものです。
書き方のコツを掴むのに一定の期間が必要なTOEFL受験者にとっては、ぜひ利用してみたいサービスですよね。
興味のある方や、質問がしてみたい方は、ぜひ個別相談・体験レッスンを検討してみてください。
日米英語学院
日米英語学院は、会話のレッスンをメインとした英語スクールです。
日米英語学院の魅力としては、「実績の高さ」があげられます。
独自に実施された調査によれば、「TOEFL対策コース受講後、TOEFL iBTを受験した人の約7割が10点以上スコアアップしている」という結果が出ています。
アウトプットを増やしていくために必要不可欠な、TOEFL ITPの受験も校内で受験可能です。
無理なく試験に慣れていくことができるのは、緊張しがちな人にとってもありがたい環境ですよね。
それから、「さまざまなニーズに応じた授業」が日米英語学院のTOEFL対策の特徴の1つです。
具体的には、スコア別やディスカッション、もしくは時事英語といった内容別の授業を組み合わせて受講することができます。
学びたい内容が複数ある方は、ぜひあなたの理想の受講プランを相談してみてください。
トフルゼミナール
トフルゼミナールは、英語資格対策で人気の英語スクールです。
トフルゼミナールの大きな特徴の1つは、中学生からTOEFLの準備をすることができることです。
「初めての検定試験は英検」という方も多いですが、将来海外留学の可能性を考えている保護者の方にとっては要チェックのスクールです。
中学生から高校生向けのTOEFL Juniorの対策が可能なスクールは少ないため、ぜひ問合せをしてみてください。
トフルゼミナールのTOEFL対策レッスンは、多忙な方でも受講ができるように、同じ内容の授業が違う曜日で複数回開講されています。
「いきなりTOEFL対策は自信がないな」という場合も、Pre-GrammarやPre-Reading 授業から学習をスタートさせることができます。
中高生や英語初級者の方には特におすすめのスクールですので、ぜひ個別相談をしてみてください。
ECC外語学院
ECC外語学院は、英語以外の複数の外国語も学ぶことのできる大手の外国語スクールです。
ECC外語学院のTOEFL対策の特徴は、「完全プライベートレッスン」であることです。
TOEFLの場合アカデミック性が高く、質問内容も複雑なことが多くあります。
「こんなこと質問して大丈夫かな」と思う心配が全くなく、カウンセラーを含め、徹底的にあなたをサポートする環境が整っています。
レベルとしては、TOEFL iBT 45 ~80のレベルを想定しています。
特にTOEFLの受験が初めての方や英語に自信のない方々にとっては、ぴったりのスクールだと言えるでしょう。
ECC外語学院は大手のスクールのため、これまでの豊富なデータが揃っています。
短期集中から長期スパンを見越した対策まで、受講者の状況に合わせて目標達成に向かっていく指導がなされているので、ぜひ問い合わせをしてみてくださいね。
PROGRIT(プログリット)
PROGRITは、大手の英語コーチングスクールです。
コーチング形式のサポートがメインのため、特に「学習方法を中心に知りたい」「分からない内容はある程度自分で調べることができる」方におすすめです。
PROGRITのTOEFl対策における大きな特徴は、「カリキュラムのカスタマイズ」です。
専任のコンサルタントが、あなたの強み・強化すべき点を含めて膨大なデータに照らし合わせながら最適な学習プランを作成します。
また、効果測定としてTOEFL iBTのオンライン模試をコーチング前後で受けることが可能です。
PROGRITは忙しいビジネスマンの学習者を想定してコーチングが行われており、「効率」も重視されています。
例えば、独自のアプリを用いて日々の学習報告を行うなど、徹底的に学習者が挫折しない工夫がなされています。
「忙しくて学習時間がない」という方は、ぜひ問い合わせをしてみてください。
各スクールの特徴
対策塾 | 校舎 | 料金(税込) | 特典・サービス | 受講スタイル |
ブラスト英語学院 | 池袋・渋谷・新宿・四谷・横浜 | ⚫︎グループレッスン 12回:176,000円 ⚫︎プライベートレッスン 12回:198,000円 24回:356,400円 36回:475,200円 48回:528,000円 | 英作文添削放題 レッスン振替制度 | 対面・オンライン |
日米英語学院 | 池袋・渋谷・新宿 | ⚫︎短期プラン:100,320円 ⚫︎ベーシックプラン:246,840円 ⚫︎実践プラン:351,230円 ⚫︎プライベートレッスン 20回:218,680円 72回:693,000円 | 各種キャンペーン | 対面・オンライン |
トフルゼミナール | 池袋・渋谷・高田馬場・四谷・立川 | 要問合せ | 各種イベント | 対面・オンライン |
ECC外語学院 | 池袋・新宿・豊洲・吉祥寺・銀座 | ⚫︎プライベートレッスン:22,000円~ | 各種キャンペーン 各種イベント | 対面・オンライン |
PROGRIT | 池袋・渋谷・新宿・有楽町・神田秋葉原 | 3ヶ月:665,500円 6ヶ月:1,223,200円 12ヶ月:2,332,000円 | 各種キャンペーン 学習アプリ | 対面・オンライン |
塾でTOEFL対策を行うメリット
ここまでは、池袋エリアでTOEFL対策を行うことのできるおすすめのスクールを紹介しました。
「いろいろと英語塾があることは分かったけど、ネット検索でもTOEFLの学習法について情報はたくさんあるから独学でも大丈夫かも」と思ったあなた。
TOEFLは、IELTSと同様に「アウトプットがどれだけできるのか」「表現のバリエーション」といったハイレベルなスキルが要求されるため、プロに頼ることで、結果に結びつく効率的な対策を行うことが可能です。
TOEFL iBTの場合、リーディングやリスニングのパートを例に考えてみても、語彙そのものが非常にアカデミックで、1つ1つの単語を日本語に訳しながら理解を進めていった場合、解答を時間内に終えることは非常に難しいです。
試験を熟知した講師にサポートを依頼することで、「どの問題を優先して解くのか」「文脈から分からない単語の意味をどのように推測するのか」といった実践的なテクニックの学びにつながります。
また、TOEFL対策の所要期間の見積もりについても、スコアアップ実績のあるプロの講師に相談したほうが、より正確にイメージすることができるでしょう。
例えば、英検準1級レベルの受講者を例に挙げます。
さまざまな他資格との相関表から見た場合、TOEFL iBTに換算するとおよそ70点から90点となっています。
ただ、筆者が多くの学習者を見てきた中で、実際に英検準1級合格したばかりの生徒さんがTOEFL iBTを初受験した際には、60点ほどの結果になるケースも少なくはありませんでした。
その後、80点をどのくらいの期間で取ることができるかというと、学習時間にもよりますが最低でも3ヶ月は必要です。
あくまでも、前述した換算表は「このくらいのレベル感であればこのくらいのスコアが取れるポテンシャルがあります」といった意味で解釈すべきです。
そのため、まずはTOEFL対策を熟知したスクールの個別相談で聞いてみることをおすすめします。
TOEFL対策スクールを選択する際のポイント
それでは、実際にTOEFL対策スクールを選ぶ際、どのようなことに重点を置いて検討すればよいのでしょうか。
いくつかポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
実績から選ぶ
まずチェックしておきたいのは、担当する講師の「スコアアップ実績」です。
出願や留学の計画における都合上、TOEFL対策に充てることができる時間は限られています。その限られた時間で、効率的な対策を進める必要があります。
そのため、講師の実績は必ず確認しましょう。
講師によっては、「初級者を得意とする」「上級者を得意とする」「スピーキング対策に長けている」など得意分野がある場合もあります。
自分自身の強化したい部分に照らし合わせて考えてみるのがおすすめです。
TOEFLを担当する講師のレベル感については、試験の特性上、英検1級相当の英語力があるのが望ましいでしょう。
ホームページでの情報だけでなく、実際に体験レッスンを受けて確認することもおすすめします。
料金から選ぶ
TOEFL対策スクール選びの際にチェックしたいポイントの2つ目は「料金」です。
IELTSやTOEFLのように、中・長期的なスパンで対策期間を考えておいたほうがよい試験の場合、オプションサービスを含めた受講料の比較は必要不可欠です。
スクールによってレッスン時間の設定はそれぞれですが、TOEFL対策を行う場合1回60分では少し短いかもしれません。
4技能試験であるため、弱点を優先的に強化していくことが多いかもしれませんが、試験の内容もアカデミックであるため、60分授業ではレクチャーのみで終わってしまう可能性もあります。
1回のレッスン受講料を確認する際は、90分前後を基準として考えていきましょう。
次にオプションサービスで考えられる代表的なものは、「ライティング添削」があげられます。
もし、中級レベル以上の学習者でAcademic Discussionの書き方の習得にそこまで時間をかけなくてもよさそうな場合は、Integrated Taskの添削に重点を置いてみてはいかがでしょうか。
このように、スクールの個別相談で勧められるまま全てのオプションを加えるのではなく、状況に応じて取捨選択していくことが大切です。
口コミから選ぶ
TOEFLの対策スクールを決める際、最後に注目したいことは「口コミ」です。
皆さん、利用するお店やサービスの口コミは日常的に検索されますか?食事に行く場所を検索したり、遊びに行く場所に困ったら、調べてみようと思うこともあるかもしれません。
同じように、TOEFLの対策スクールをリサーチする際も、ぜひ口コミを活用してみましょう。
ただ、その時に注意することもあります。
当然ですが、口コミには良いことも悪いことも書いてあります。
英語スクールの場合は、受講者と講師との相性が塾の印象に大きく関わることがあります。
たとえ1人の受講者が合わないと感じても、他の人は異なった感想を持つこともあります。
さらに、悪い口コミが個別相談などを担当する「カウンセラーについて」の場合も、レッスンを担当するのはあくまでも講師であるため「このスクールはダメだ」と決めつけずに、ぜひ体験レッスンを受けてみましょう。
あなたにとってのベストサポーターが、そのスクールにいるかもしれません。
まとめ
今回は、TOEFL対策の情報を池袋エリアのおすすめスクールと合わせて紹介しました。
TOEFLも、IELTSと同様で対策にコツが必要な試験ではありますが、しっかりと力を付けていった場合、進学した先でそのままスキルとして使うことのできる、とても魅力的なテストです。
希望の進学先でモチベーション全開で学んでいるあなたを、積極的に想像していきましょう。
記事を読んでいただいた皆さんの夢が叶うよう応援しています!