TOEFL iBT / ITP対策塾・スクール比較
留学や大学・大学院入試でも必要な英語資格の代表でもあるTOEFL。
独学で自分に合ったTOEFL学習法やスコアアップへの道筋を見つけるのは、とても難しいですよね。
この記事では、TOEFL対策におすすめの塾やスクールを紹介します。さらに、現役でTOEFL対策コースの講師を担当している筆者が、TOEFL iBT / ITPの学習方法についても詳しく解説していきます。
ブラスト英語学院
ブラスト英語学院は、TOEFL・IELTS・英検・TEAPなどの英語資格や、大学受験に広く対応した英語塾です。
ブラスト英語学院ってどんな塾?
ブラスト英語学院の大きな特徴は、主に2つあります。
1つ目は、「講師の質の高さ」です。
講師は英検1級・TOEIC990点またはそれらに相当する英語力を有していて、基礎からしっかりTOEFLに必要な力を付けていきたいという方や、上級レベルでさらにハイスコアを目指す方まで対応しています。
2つ目は、「英作文添削放題サービス」です。
TOEFL iBTでは、2つの異なった形式のライティングが出題されます。
ブラスト英語学院では、ライティングの添削を回数無制限で受けることができます。
語彙や文法的な視点だけでなく、内容面での指摘の丁寧さがブラスト英語学院の添削の特徴です。トピックから離れた内容になっていないか、1文1文の論理的なつながりなど、納得がいくまで練習することができます。
TOEFL iBT/ ITP コースの実績は?
ブラスト英語学院のTOEFL iBT/ ITP コースの受講生の獲得スコアをご紹介します。
TOEFL iBT対策コース
大学院生
2ヶ月 12回受講
81→100 リーディング満点
TOEFL iBT対策コース
社会人
3ヶ月受講
90→103
TOEFL iBT対策コース
高校生
2ヶ月 12回受講
78→89
TOEFL iBT対策コース
大学生
3ヶ月受講
未受験→80
TOEFL iBT対策コース
高校生
未受験→72
TOEFL対策コースの受講料は?
ブラスト英語学院のTOEFL対策コースの受講料は以下となっています。
かかる費用は市販の教材費と入会金(22,000円)と受講料で、下記は全て税込みです。
12回 | 24回 | 36回 | 48回 |
198,000円 | 356,400円 | 475,200円 | 528,000円 |
1回のレッスンは90分で、全てプライベートレッスンです。TOEFLのレッスンスケジュールは、担当講師と相談のうえ決めることが可能です。
受講までの流れは?
Step 1
ブラスト英語学院のホームページからお問い合わせフォームを送信
Step 2
担当者から体験レッスン・個別相談の日程調整の連絡が届く
Step 3
体験レッスン・個別相談の実施
レベルチェックを含めた体験レッスンを行います。
目標達成期間を踏まえたおすすめの受講回数や学習法が提案されます。
留学や大学院に入学したいけど、そもそもTOEFLってどんな試験?
TOEFL・IELTSどちらの試験が自分に合っているの?
などの質問のみのお問合せも受け付けています。下記のページから、さらに詳しい公式情報が確認できます。
体験レッスンでは簡単なレベルチェックも行えるので、気になった方はぜひ気軽にお問合せをしてみてください。
Liberty English Academy
Liberty English Academyは、TOEFL iBT 100点以上を取得して国内・海外トップ大学院を目指す方におすすめの塾です。
Liberty English Academyってどんな塾?
Liberty English Academyの特徴は、主に2つあります。
1つ目は、「根本的な英語力向上が可能」ということです。
英語を英語のまま理解して発信していくことを目標に、オリジナルの手法を用いて英語の基盤を作っていくことを大切にしています。
これは、高度な発信力が必要なTOEFLには必要不可欠な力です。
2つ目は、「学習サポートの充実」があげられます。
TOEFLでハイスコアを目指す学習者の方にとって、「モチベーションの維持」が大きな課題になります。
Liberty English Academyでは、心理学の知識をベースに定期的な面談・コーチングを行っており、充実したサポート体制が魅力の1つです。
TOEFL iBT/ITPコースの実績は?
TOEFL iBT対策
大学生
6ヶ月受講
58→100
TOEFL iBT対策
高校生
1年8ヶ月受講
88→100
バークレーハウス
バークレーハウスは、TOEFL iBTやITPだけでなく、TOEFLジュニア受験対策も可能な塾です。
バークレーハウスってどんな塾?
バークレーハウスの特徴は、主に2つあります。
1つ目は、「学習者にマッチしたプランの提案」です。
TOEFL学習者の英語レベルや状況に応じて作成された学習プランをもとに、対策を行っていくことが可能です。これによって、無駄のない効率的な対策が実現されます。
2つ目は、「多忙な学習者にも適したレッスンスタイル」です。
レッスンは、オンラインでも受講可能です。
また教室とオンラインを組み合わせた受講も可能となっており、仕事や家庭などとTOEFL対策を両立させる必要がある方にはおすすめです。
TOEFL iBT/ITPコースの実績は?
下記大学の合格
・ケンブリッジ大学(イギリス)
・カーディフ大学(イギリス)
・カリフォルニア州立大学(アメリカ)
アルプロス
アルプロスは、完全プライベートのオンラインコーチングサービスも提供している塾です。
アルプロスってどんな塾?
アルプロスの特徴は、主に2つあります。
1つ目は、「講師担任」のシステムです。
講師との相性は、TOEFL対策を効果的に行っていくために不可欠なポイントです。
学習者の強みや課題をしっかり把握した講師が継続して担当していくことで、スコアアップの可能性がさらに高まります。
2つ目は、「短期集中講座の充実」です。
一定の期間に集中して対策するグループレッスンも実施しています。
限られた時間を有効に活用してTOEFL対策をしたいという方にぴったりな講座です。
TOEFL iBT/ITPコースの実績は?
TOEFL iBT
社会人
4ヶ月 32回受講
92→101
TOEFL iBT
大学生
1週間 4回受講
68→72
TOEFL iBT
大学生
1年4ヶ月 60回受講
77→94
トライズ
トライズは、TOEFL iBT/ITP対策だけでなく、インターナショナルスクール入学やワーキングホリデーを予定している方など、幅広いニーズに対応した塾です。
トライズってどんな塾?
トライズの主な特徴は2つあります。
1つ目は、「専門家の知識に基づいたプログラムの提供」です。
TOEFLのスコアメイクに向けて効率的な対策を進めるために、第2言語習得におけるプロフェッショナルの協力のもとプログラムを提供しています。
理論に基づいた方法で、受講者の継続率の高さは大きな特徴です。
2つ目は、「教室へのアクセスのよさ」です。
トライズは東京都内5教室、大阪・名古屋・福岡に、それぞれ1教室ずつあります。
どの教室も忙しい社会人や学生にとっては、アクセスしやすい場所にあるのが嬉しいポイントです。
TOEFL iBT/ITPコースの実績は?
社会人
VERSANTスコア
47→59
社会人
VERSANTスコア
47→50
社会人
VERSANTスコア
0→41
※VERSANTスコアはトライズ基準の目標達成指標です。
PROGRIT
PROGRITってどんな塾?
PROGRITの主な特徴は2つあります。
1つ目は、「最新のテクノロジーを用いた効率的な学習の実施」です。
TOEFLで目標達成を目指していくうえで重要になるのは、学習の継続です。
アプリやAIを日々の学習に取り込むことで、学習をスタートするメンタル面でのハードルを低くすることが可能になっています。
2つ目は、「企業にも選ばれるスクール」であることです。
近年は海外留学制度を多くの企業が導入しています。そのため、TOEFL対策の重要性を個人だけでなく法人も認識するようになりました。
実際に、PROGRITは国内のさまざまな大手企業に選ばれています。
TOEFL iBT/ITPコースの実績は?
TOEFL iBT
社会人
3ヶ月受講
69→84
TOEFL iBT
社会人
5ヶ月受講
68→78
TOEFL iBT
社会人
8ヶ月受講
21点スコアアップ
TOEFL iBT / ITP対策塾の比較表
表は横にスクロールできます。
※料金は2024年7月時点の調査結果です。
対策塾 | 校舎 | 料金(税込) | 特典・サービス | 受講スタイル | レッスンスタイル |
ブラスト英語学院 | 渋谷・新宿・四ツ谷・池袋・横浜 | 12回:198,000円 24回:356,400円 36回:475,200円 48回:528,000円 入会金:22,000円 | ライティング添削放題 | 対面/オンライン | プライベート |
LibertyEnglishAcademy | 田町 | 24回:336,000円 48回:576,000円 72回:792,000円 入会金:55,000円 | 成果保証 | 対面/オンライン | プライベート |
バークレーハウス | 市ヶ谷 | 1回(2時間):26,400円 パッケージプランあり 入会金:22,000円 | 家族割法人提携割 | 対面/オンライン(学習動画コースあり) | プライベート |
アルプロス | 新宿 | 1回(50分): 9,900円~13,750円 入会金:33,000円 | 教育訓練給付制度指定講座あり | 対面/オンライン | プライベート グループ(短期講座) |
トライズ | 丸の内 | 3ヶ月:499,900円 6ヶ月:791,300円 12ヶ月:1,334,100円 | 学割 | 対面/オンライン | プライベート |
PROGRIT | 有楽町・新宿・渋谷・横浜など | 3ヶ月:577,500円 6ヶ月:1,102,200円 入会金:55,000円 | 紹介割 | 対面/オンライン | プライベート |
TOEFL iBT / ITPとは?
TOEFL iBT / ITPを受験する必要があるものの、試験の詳細まではご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方に向けて、ここからはTOEFL iBT、TOEFL ITPのそれぞれの試験について詳しく解説していきます。
筆者は、TOEFL対策コースも担当している講師なので、ぜひTOEFL学習の参考にしていただけると幸いです。
TOEFL iBTの試験の特徴
Reading(全20問 35分 スコア0-30点)
リーディングでは、1パッセージ約700ワード10問が2題出題されます。
内容は自然/環境科学、人文学、教育など、アカデミックなさまざまな分野が出題されます。
リーディング対策に必要なことは、TOEFL全般に使われる語彙だけでなく、各専門分野に使われる基本的なボキャブラリーをしっかり理解しておくことです。
また、英語初級者の方やこれからTOEFL iBTの学習を始めていく方は、リスニングの学習を優先的に行ってみましょう。
特にリスニングのレクチャーパートは、リーディングパッセージよりも出題分野自体は重なるところも多く、若干易しいレベルの英語となっているからです。
Listening(全28問 36分 スコア0-30点)
大学のレクチャー問題(3題 各6問)と、大学のキャンパス内での会話(2題 各5問)で構成されます。
講義はリーディングと同じく、幅広い専門分野から出題されています。
放送文は1題あたり、3分から5分くらいの長さです。キャンパス内での対話については、学生と教授だけでなく、学生と大学職員などシチュエーションはさまざまです。
講義タイプの問題が難しいという場合は、まずは会話問題のディクテーションを丁寧に行ってみましょう。
ディクテーションとは、聞こえた英文を書きとってみるトレーニングです。ディクテーションを行うことで、聞き取ることができない原因を知ることができます。
語彙、文法、その他英語的な特徴のどれか、もしくは複数が原因なのかを確認してみることが大切です。
Speaking(全4問 16分 スコア0-30点)
スピーキングは、Independent taskとIntegrated taskの2題です。
Independent taskは1問(準備15秒 解答45秒)で、身近な話題について意見を伝えていきます。
Integrated taskは3題で、読んだり聞いたりした内容を要約して話します。Integrated taskの詳細は、以下の通りです。
1.大学のキャンパス内
Read→Listen→Speak
準備30秒 解答60秒
2.レクチャー
Read→Listen→Speak
準備30秒 解答60秒
3.レクチャー
Listen→Speak
準備20秒 解答60秒
これから学習を始める場合で比較的時間がある方は、まずはIndependent taskから対策をしてみましょう。
スピーキングに自信のない方は、多くの例題を使って練習することをおすすめします。
準備が15秒だと難しい場合は45秒にして話してみるなど、はじめは調整して挑戦してみてもよいでしょう。
ハードルをまずは低く設定して、その後少しずつ本番通りの形式に慣れていきます。
この練習で達成感を感じながら、本番通りの形式に慣れていくことができるはずです。
Writing(全2題 29分 0-30点)
ライティングパートは2つのタイプの問題が出題されます。
1つはIntegrated taskです。こちらは読んだり聞いたりした内容を要約していきます。
2つ目はAcademic Discussion taskです。学生と教授の授業内の議論を踏まえて、自分の意見を書いていきます。
ライティングパートについては、スクールでの添削サービスを受けることをおすすめします。
スピーキングパートにもつながってきますが、要約は読んだり話された内容をそのまま書いても高評価にはつながりません。
Academic Discussionについても「議論に参加する」という条件が付いています。
これは、単に自分の意見を述べればよいということではありません。
他の学生の意見と「どの点が同じでどの点が異なるのか」を具体的に示す必要があります。
このことからも、語彙や文法だけでなく内容面での指摘を客観的に受けることをおすすめします。
TOEFL ITPの試験の特徴
TOEFL ITPは、団体向けのテストです。
TOEFL iBTとの違いは、TOEFL ITPはLevel 1とLevel 2のレベルに分かれていることです。
Level 2は、Level 1より試験時間が短くなっています。
Level 1は全パート約115分、Level 2は約70分の試験です。
スコア範囲は、Level 1が310-677、Level 2が200-500で設定されています。
Reading
Level 1
Reading Comprehension
問題数50問 55分 スコア31-67
Level 2
Reading and Vocabulary
問題数40問 31分 スコア20-50
大学の授業で扱われる分野の読解問題です。
Level 2は、Level 1に比べて比較的易しいレベルの文章が出題されます。問題の問われ方も、Level 2のほうが取り組みやすいものとなっています。
対策としては、語彙を確認しましょう。TOEFL iBTの教材でも大丈夫です。
中級者レベルまでの学習者であれば、TOEFL iBT 80点レベルの語彙をしっかり暗記しましょう。その後は、TOEFL ITPの読解教材を使って対策を行うことをおすすめします。
特に初級者レベルの方は、時間を測らずに、まずは精読の練習から始めてよいと思います。
精読とは、語彙や文法など細かくチェックしながら文章を読んでいく方法です。
Listening
Level 1
Listening Comprehension
問題数50問 約35分 スコア31-68
Part A 2人の会話
Part B Part Aよりやや長い会話
Part C 短い話
Level 2
Listening Comprehension
問題数30問 約22分 スコア20-50
Part A 短文
Part B 2人の会話
Part C 短い話
4つの選択肢から、1つ解答を選択する方式の問題です。放送文は、1度しか聴くことができません。
まずは、TOEFL ITPの教材を使って出題形式を確認しましょう。
Part AからPart Cの中で苦手なパートを把握した後、ディクテーションをしてみましょう。ディクテーションは時間を必要とするトレーニングです。
特に聴き取れていない問題をピックアップする方法もあります。
よく聴き取れている、もしくはディクテーションがしっかりできるようになった問題は、シャドーイングをおすすめします。
シャドーイングは放送文が流れる数秒後に追って、同じ内容を口に出していく練習法です。
このトレーニングで、試験本番のスピードに慣れていくことができます。
Grammar
Level 1
Structure and Written Expression
問題数40問 25分 スコア31-68
Level 2
Structure and Written Expression
問題数25問 17分 スコア20-50
標準レベルの文章表現や、文法知識が問われます。
前半のパートは、下線部の正しい語句を補う問題です。後半のパートは、誤文訂正の問題です。
文法に自信のない方は、高校レベルの基礎文法・語法問題集から復習してみましょう。
TOEFL ITPの特徴として、問題文中の語彙がアカデミックな場合もあります。語彙対策も併せてしっかり進めていくことが重要です。
TOEFL iBT / ITP対策塾・スクールの選び方
TOEFL iBT / ITP対策が得意な塾から選ぶ
TOEFLスコアアップを達成するためには、TOEFL iBT/ITPの試験を熟知した講師にサポートを受けるのが近道です。
特にTOEFL iBTは、スピーキングやライティングにおいてIntegrated taskがあります。
複数の技能を統合したパートの対策は、とりわけ独学では難しさが増します。
課題点を細かく分析したうえで解決策を提案することのできる講師から指導を受けることで、他パートのスコアアップのきっかけも期待することが可能です。
料金から選ぶ
TOEFL対策のスコアアップのためには、継続しやすい料金体系の塾を選ぶことをお勧めします。
現在の英語レベルや確保できる学習時間にもよりますが、多くの場合で最低3ヶ月は必要です。
例えば、TOEFL iBT 60点を90点まで上げたい場合、約半年かかるケースもあります。
このことからも、1回のレッスン料金だけでなく、入会金やオプション料金もトータルに含めた費用で検討していくことが大切です。
ブラスト英語学院のTOEFL iBT / ITP対策
ブラスト英語学院の講師は、英検1級・TOEIC990・またはそれに相当する英語力を有しています。
そのため、初級者の方から上級者の方まで、複雑な試験形式のTOEFLであってもしっかりサポートを受けられます。
授業は全てプライベートレッスンであるため、他の方に遠慮することなく、疑問点も解決することができます。
共通のカリキュラムやオリジナル教材がないからこそ、それぞれの学習者の方に最適な学習プランや教材を提案することができます。
英作文添削は追加料金の発生するオプションではなく、TOEFL対策コースの受講生全員に提供されている無料のサービスです。
TOEFL対策コースは、高校生・大学生・社会人の方が多く参加しています。
ご自宅・学校・職場などから不便なく通学していただけるように、渋谷・新宿・四ツ谷・池袋の教室は全て駅からアクセスしやすい場所にあります。
またオンラインでのレッスンも可能で、教室とオンライン受講を併用している方も多いです。
個別相談ではTOEFL対策のお悩みを伺ったうえで、適した勉強法などの提案が受けられますので、お気軽にお問合せをしてみてください!